ウルトラマンメビウス第49話最終三部作2「絶望の暗雲」 [ウルトラマンメビウス]
ザムシャーが散った。そしてリュウも・・・!?
ウルトラマンメビウス第49話最終三部作2「絶望の暗雲」のレビューです。
↓地球を守るのはウルトラマンメビウス。しかし皇帝エンペラ星人は強い。実に強い。
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人々はウルトラマンメビウスを信じることを選択した。
メビウスもそれに応えて、力を振り絞ってインペライザーを倒す。
駆け寄ってミライにお礼を言う少年。
「ありがとう。」
地球に来たメビウスが最初に交わしたのもこの言葉だった。
力を使い果たしたミライは再びメディカルセンターへ。
しかしインペライザーの攻撃は止まらない。
GUYSもシルバーシャークGで応戦。
しかし同士討ち。さらにインペライザーが出現した。
インペライザーの攻撃で、フェニックスネストは
変形も不可能になり、攻撃する術を失ってしまう。
そのピンチに現れたのは・・・宇宙の剣豪ザムシャーだった。
そしてサイコキノ星人カコが、ファントン星人が。
GUYSの紡いできた絆が現れたのだ。
ピンチを凌いだかに見えたGUYSだったが、
ついに皇帝エンペラ星人が現れた。
かつて3万年前にウルトラの父と相討ちになったほどの凶悪宇宙人。
光のモノを忌み嫌い、暗黒に覆い尽くそうとする。
その破壊力は凄まじく、ザムシャーもカコも、
さらに助っ人に現れたウルトラマンヒカリでさえも
ダメージを与えることができない。
地球は人間、自らの手で守り抜かなければならない。
リュウはガンクルセイダーで出撃する。
ヒカリとザムシャーも剣を構えてエンペラ星人に突撃!
しかしそれすらもエンペラ星人には通用しなかった。
エンペラ星人はむき出しになった作戦室に向けて攻撃する。
それを防いだのは・・・ザムシャー。
ザムシャーは人間を守るために戦った。
そして塵となって消えた。
怒りに燃えたヒカリだが、エンペラ星人の攻撃により
アーブギアがはがれ、エネルギーも尽きかけていた。
最後の力でザムシャーの剣を持ってエンペラ星人を一閃。
エンペラ星人にダメージは与えたものの、
ヒカリ、いやセリザワもまた、後をリュウやミライに託し消えていった。
その姿を見てリュウが特攻。
しかしエンペラ星人によって迎撃されてしまう。
「リュウさーーーーーん!!」
もう地球には残された力はないのだろうか。
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(感想)
今回はタイトル「絶望の暗雲」とついている通り、エンペラ星人によって
地球が暗黒に覆われ、絶望の淵に立たされるお話でした。
前回が地球人の心とウルトラマンのつながりを描いたのに対し、
今回はGUYSが紡いできた宇宙人と地球人とのつながり。
ザムシャー、サイコキノ星人カコ、ファントン星人が助太刀に現れました。
さらにウルトラマンヒカリ=ハンターナイトツルギを入れることで、
メビウスオリジナルメンバーによる戦いを描いていましたね。
次回はこれまで地球を守ってきたウルトラ兄弟が、地球人との絆を感じさせつつ、
去っていくような展開になりそうです。
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今回登場したザムシャーは、すでに忘れかけている方もいるかもしれませんが、
マグマ星人、バルキー星人を倒し、ハンターナイトツルギに勝負を挑んだ剣豪。
守るべきものがあるから強くなれる、というツルギ(ヒカリ)の言葉を受けて、
以前去っていきました。
今回はその守る戦いを自らが演じ、散っていきました。
ウルトラ兄弟以外の宇宙人で、同等の強さを持ち、再登場で地球人の見方になる。
そういう展開はマンガなどではありましたが、ウルトラ兄弟シリーズでは
めずらしいことだったかもしれません。
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サイコキノ星人カコは以前は超能力で怪獣を出現させましたが、
エンペラ星人相手に怪獣程度では無駄だと思ったのか、
逆に制御しきれなくて被害を出してしまうからか、
サイコキネシス系の技で応戦。
しかしエンペラ星人もよく見てるというか、
基地内のカコに対してもピンポイントで波動攻撃。
女子中学生姿のカコに手かげんしたのか?
意外にマメ?なエンペラ星人です。
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ファントン星人はザムシャーにツルギのことを教えたつながり?
インペライザーを上空で圧縮してつぶしたのは、
食料の圧縮技術をもつ、ファントン星人の能力でしょうか?
ファントン星人は食料のお礼に登場したんでしょうから
さしずめ日本の自衛隊のように、前線で戦うのではなく
後方支援や食料、物資の補給とか、そういう戦闘以外の部分で
活躍した方が役にたってくれそうです。
本当に宇宙人との戦争が始まったら、兵力だけ増強してても
地球人は全滅しちゃいますからね。
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予告・・・に関しての考察はまた別の日記で。
一度に書いてしまうにはボリュームがありすぎます。
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